ズッキーニの種を3月中旬にをビニールポットに蒔いて、4月中旬まで育苗します。
もくじ
ズッキーニの種まきには加温や保温が必要
3月にズッキーニを発芽させるには、温室と加温保温が必須です。
このような資材を準備しましょう。
温室・加温保温の詳細は以下に記載しています。
ズッキーニの種まき(1日目)
3月17日です。
2品種6鉢を9cmビニールポットに種まきします。
濃緑色 ZUCCHINO NERO DI MILANO ミラノ産 黒ズッキーニ 3鉢
黄緑色 ZUCCHINO IBIS IBRIDO F.1 アイビス ハイブリッド F.1 3鉢
種まきしたので、温室に置きます。
左端のコーナー2か所は種まきせずに土壌のみです。
ビニール温室の中には、マットヒーターとパネルヒーターを設置しています。
マットヒーターの最高温度設定は28℃、温室の最高温度設定は30℃です。
数日すれば地割れして発芽してきます。
種まき後6日目
種まき後、6日目(3/22)です。
日中の日差しが強くて土壌温度が上昇しすぎるので、レジャーシートで遮光です。
左半分のピンク色タグはズッキーニです。発芽が始まりました。
右半分の水色タグのカボチャは、地割れが始まりました。
地割れしたので、徒長((茎が伸びすぎ)防止のために温度設定を下げます。
マットヒーターの最高温度設定は20℃、温室の最高温度設定は25℃です。
ネロ(NERO DI MILANO)は、もう芽が出ています。
種まき後7日目
種まき後、7日目(3/23)です。
左半分のピンク色タグがズッキーニです。
右半分の水色タグはカボチャです。
次々に芽が出てきました。
種まき後8日目
種まき後、8日目(3/24)です。
発芽しているポットが増えています。
左半分のピンク色タグのズッキーニは、3鉢が子葉展開しています。
右半分の水色タグのカボチャも3鉢が子葉展開しています。
温度設定を更に下げます。マットヒーターの最高温度設定は16℃、温室の最高温度設定は20℃です。
種まき後10日目
種まき後、10日目(3/26)です。
左半分のピンク色タグのズッキーニは1鉢がまだ発芽していません。
右半分の水色タグのカボチャは、6鉢全てが発芽しました。
ズッキーニの子葉が大きくなっています。
温度設定を更に下げます。マットヒーターの最高温度設定は14℃、温室の最高温度設定は15℃です。
種まき後12日目
種まき後、12日目(3/28)です。
左半分のピンク色タグのズッキーニは6鉢全て発芽しました。
右半分の水色タグのカボチャも6鉢全てが発芽しました。
左端上下コーナーは土だけです。
中央は温度センサーが刺さっています。
1つのポットに3粒を蒔いて、出遅れて発芽したズッキーニもあります。
出遅れたものは後で間引きします。
最初に芽が出た1本が徒長(伸びすぎ)気味です。これは後で間引きします。
それ以外は、茎が締まって、徒長していない良い苗になりそうです。
種まき後13日目
種まき後、13日目(3/29)です。
子葉が大きくなっています。
子葉が混みあって重なってきました。
苗広げ・鉢拡げ 混み合いを解消
種まき後、13日目(3/29)で、子葉が混み合ってきたので、苗広げ・鉢拡げします。
具体的には、ポットの間隔を拡げる事で、子葉の混み合いを解消します。
苗広げ・鉢拡げの前に、加温保温機材や水色の断熱底板を撤去しました。
苗広げ・鉢拡げの実施前です。
苗広げ・鉢拡げの実施後です。
ゆったりになって、混み合いが無くなりました。
千鳥にポットを配置するだけで、苗広げ・鉢拡げが完了します。
次の作業は、1回目の間引きを実施します。
種まき後15日目
種まき後、15日目(3/31)です。
1本を間引きして、3本→2本にしています。
本葉1枚目が出てきました。
全く徒長(茎が伸びすぎ)が無くて、いい感じで成長しています。
今後
2回目の間引きを予定します。
現在は2本仕立てになっているので、1本を間引いて1仕立てにします。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。