サトイモ・里芋 園芸用のビニール温室で芽出し

サトイモ・里芋 土垂の芽出し

 

さとっちゃん菜園です。
3月になったので、サトイモ(里芋)の芽出しをします。

サトイモ(里芋)の芽出しとは?

芽出しとは、サトイモを植え付ける前に、事前に発芽させる事です。
サトイモの植え付けは地域にもよりますが、4月~5月にかけて行います。
植え付けして、芽が地上に出てくるのは、5月~6月になります。
3月中旬辺りで芽出しの準備を開始し、芽が出たサトイモを植え付けすると、4月には芽が地上に出た状態にまで早めることができます。
これによって、栽培期間を1か月~1.5か月も延ばすことができるので、サトイモ収穫量の増大が期待できます。

手間を掛けることは、家庭菜園の楽しみの一つと言えるでしょう。

芽出しするための道具を準備

3月からサトイモの芽出しができるように、加温と保温ができる温室を自作しています。

この温室の中に、種芋を植えたビニールポットを置いて芽出しします。

種芋をポットに植え付け

サトイモの種芋を準備します。品種は土垂(どだれ)です。
ホームセンターで購入した『花の大和』さんの種芋は、15個入って1Kgでした。
どれも、丸っこい良い形をしており平均で1個67gもあって、かなりいい品質です。
サトイモ・里芋 土垂の芽出し

手持ちの9cmのビニールポットに植え付けします。
12cmのビニールポットが有れば、ゆったり植え付けできそうです。
サトイモ・里芋 土垂の芽出し
種芋の上下を間違えないようにしましょう。親芋との切り口がある方が下です。
種芋をポットに入れる前に、用土を少し入れておきましょう。
加温時のイモの腐敗を防ぐためには、用土は清潔なものがいいので、種まき培養土を使用します。
サトイモ・里芋 土垂の芽出し

覆土して、土を少し押し固めます。
サトイモ・里芋 土垂の芽出し

購入した種芋全てをポット植えしています。
サトイモ・里芋 土垂の芽出し

温室の中に置きます

ポット植えしたサトイモをビニール温室の中に入れます。

マルハチ産業グリーンキーパー温室
温室の中には、パネルヒーター(温室保温)とマットヒーター(土壌の加温)を設置しています。

パネルヒーター

パネルヒーターを使用して、ビニール温室全体を保温します。
サトイモ・里芋 土垂の芽出し
パネルヒーターは付属の温度調節器で温度を制御します。
写真では温度設定前ですが、ダイヤルを回して25℃位に合わせます。
ミニカボチャ・ズッキーニ種まき・サトイモ芽出し保温
パネルヒーターと温度調節器の位置関係は重要です。
温度調節器はパネルヒーターを置いた反対側の上部にぶら下げます。
パネルヒーターと温度調節器は、このように熱の対流(循環)を考慮した設置が必要です。
ミニカボチャ・ズッキーニ種まき・サトイモ芽出し保温

昭和精機株式会社パネルヒーター

マットヒーター

マットヒーターでポット底面から土壌を加温します。
マットヒーターは温度調節コントローラーを併用して温度を制御します。
温度調節コントローラーの温度センサーをダミーのポット(土は入っているが種芋は入れない)に刺します。
マットヒーターで土の温度を26~30℃に加温します。
サトイモ・里芋 土垂の芽出し
温度調節コントローラー本体です。この本体から温度センサーが出ています。
ミニカボチャ・ズッキーニ種まき・サトイモ芽出し保温

温度調節調整コントローラー
育苗マットヒーター正方形

芽出しの準備完了です

右側半分ではサトイモの芽出し、左側ではカボチャとズッキーニの種まきも同時進行中です。
サトイモ・里芋 土垂の芽出し
この後は、芽が出てくるのを待つだけです。土壌が乾燥したら水やりします。

 

 

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以上、『サトイモ・里芋 園芸用のビニール温室で芽出し』でした。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。