もくじ
さとっちゃん菜園でひもとうがらしの種まき・育苗開始
さとっちゃん菜園では、ひもとうがらし(ヒモトウガラシ)の種まき・苗づくり・育苗を始めます。
これから夏に向けての収穫が楽しみな野菜の一つです。
ひもとうがらし とは?
まずは、ひもとうがらしがどんなものなの知りましょう。
とうがらしとは言うものの、辛くない品種です。
実の形は違いますが、食味は万願寺とうがらし、甘長とうがらしをイメージすればいいかと思います。
美味しそうですよね。
今回は、大和農園のひもとうがらしの種を使用します。
大和農園では通年販売していないようなので、春先に購入しましょう。
==== 以下、大和農園HPからの抜粋です ====
品目
とうがらし
品種名
ひもとうがらし
品種特徴
○奈良県伝統野菜のとうがらし。
○長さ10cm前後、鉛筆より細く、太さは5~6mm。
○果皮柔らかく、油炒め、煮物、天ぷらなどに適する。辛味なく美味。
○露地栽培に向いており多収。
==== ここまで、大和農園HPからの抜粋です ====
ひもとうがらしを早春に発芽させる加温と保温
早春の3月や4月にひもとうがらしを発芽させるには、加温・保温のツールが必須です。
準備するものは、以下の資材です。
- マルハチ産業 ビニール温室 グリーンキーパー ドーム型ロング
- 昭和精機工業 パネルヒータと温度調節器 SPZ-200
- デュポン スタイロフォーム 断熱材 温室の底面に敷いて断熱します
- マットヒーター 長方形 長方形か正方形のどちらか
- マットヒーター 正方形
- デジタル温度コントローラ
- 最高最低デジタル室内外温度計 ドリテック O-209BL 有ると便利です
ひもとうがらしの種まき
9cmビニールポットに5粒を蒔いて、マットヒーターとデジタル温度コントローラーで加温して発芽させます。
用土は、種まき用を使用しましょう。 育苗時の害虫や病気を防止できます。
デジタル温度コントローラー
デジタル温度コントローラーの温度測定センサー部分です。
温度測定センサーは腐食防止のために、ラップで保護しています。
最低温度と最高温度を設定します。
ビニールポットを底面から加温するマットヒーター
こんなマットヒーターで、ビニールポットを底面から加温して発芽促進させます。
ひもとうがらし発芽用の温室
ビニール温室にマットヒーターを敷きます。
マットヒーター汚れ防止のために、ビニールを敷きます。
デジタル温度コントローラーを設置します。
パネルヒーター本体を設置します。
パネルヒーターの温度センサーをビニール温室上部に設置します。
加温・保温の機材設置を終えたら、ひもとうがらしを種まきした鉢をビニール温室の中に置きます。
鉢から遠い側にパネルヒーター、鉢に近い側の上部に温度センサーがあります。
デジタル温度コントローラーの設定温度は、最低27℃、最高30℃にします。
パネルヒーターの設定温度は30℃にします。
ひもとうがらしを加温・保温
3月30日に9cmビニールポット2鉢に5粒2鉢を蒔いて、マットヒーターとデジタル温度コントローラー・パネルヒーターで加温して発芽させます。
既に双葉が出ているのはズッキーニです。
後方左側2鉢がひもとうがらしです。
後方右側2鉢は万願寺とうがらしです。
ビニール温室の中に置いていますが、温度低下防止のために周囲は緩衝材で断熱・保温しています。
とうがらし類は発芽が遅いので、気長に待ちます。
以上、『さとっちゃん菜園 ひもとうがらし 種まき・育苗』でした。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。