スタイロフォームIB裁断のコツとビニール温室の断熱

スタイロフォームIB切断裁断

ビニール温室の断熱には、デュポンのスタイロフォームIB

ビニール温室を使用すれば、温度低下は低減できます。しかし、棚板が無かったり、有っても金属だったりするので、土壌の熱がどんどん奪われてしまいます。

そこで、足元の冷えを抑制する断熱材が、デュポンのスタイロフォームIB(以降、スタイロフォーム)です。さとっちゃん菜園での必須資材です。
ポリスチレン樹脂の発泡材です。断熱材として使用されており、次ような特徴があります。

  1. 熱を伝えにくい
  2. 水を吸収しにくい
  3. 軽くて丈夫
  4. 加工が簡単
  5. 優れた断熱性能
  6. 腐らない

家庭園芸の資材にピッタリの特徴をもっていますね。
今回はスタイロフォームをカットして棚板として使用します。

資材を取り扱っている大きなホームセンター、例えば「スーパービバホーム」等で購入できます。
大きさは1820mmX910mm、厚さは20,25,30,40,50mm等があります。 今回は、強度とコストから、厚さ30mmを購入します。 スタイロフォームIB厚さ30mm
そのままの大きさでは車で持ち帰るのが大変です。 なので、長手側を1回カットすれば取り扱いが簡単になります。
ビニール温室の棚板に使うので、1100mmでカットして2分割します。
購入店舗で厚さ40mmまでのスタイロフォームならば、1カット50円(税別)でやってくれます。 スタイロフォームIB切断裁断 1100mm(下)と残り(上)です。 これを家に持ち帰って更にカットしたければ、カッターナイフで容易に裁断できます。

スタイロフォームを綺麗にカット(裁断)するコツ

こんな風に、カッターナイフで容易に切断できます。 スタイロフォームIB切断    出典:デュポン・スタイロ株式会社様

しかし、スタイロフォームを深さ方向に、綺麗に切断するのが難しいのです。切り口が斜めって、台形みたいになってしまうのです。
スタイロフォームは厚さがあるので、切り口を地面に対して(深さ方向)真っすぐにカットするには、少し工夫が必要です。
薄い定規を沿わせてカットしても、カットの進行方法は真っすぐですが、深さ方向は傾いてしまいます。 スタイロフォームIB切断裁断
厚さ3~4cmの材木を当て木として準備しましょう。長さは任意です。
カッターナイフの刃は、折っていない新しい刃を装着しておきます。 スタイロフォームIB切断裁断
綺麗にカットするには、材木に沿ってカッターナイフを滑らせればいいです。 スタイロフォームIB切断裁断

1回で底まで切れなくても構いません。2回目は、木材をどけて切り口に軽く刃を押し付けて滑らせればうまく切れます。

必要な大きさにカットしたスタイロフォームを断熱したい箇所に敷くだけで、下面からの冷えを遮断することができて便利です。

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以上、『スタイロフォームIB裁断のコツとビニール温室の断熱』でした。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。