さとっちゃん菜園です。
サトイモの芽出しがうまく出来たので定植します。
芽出しに苦労している人は、ここで述べる方法だと数日で芽が出てきます。
もくじ
サトイモ芽出しの準備
芽出しを促進するために加温します。
加温するための資材一式です。
段ボール箱、マットヒーター、デジタル温度コントローラー、室内外温度計です。

加温するための必須となる資材は次の2つです。
- マットヒーター 長方形
長方形の園芸用ヒーターです - デジタル温度コントローラ
マットヒーターの温度を自動調整します
マットヒーターです。
デジタル温度コントローラーです。
最低温度設定を下回るとヒーターON、最高温度を超えるとヒーターOFFにできます。

室内外温度計も有ると便利です。

これらの資材は、カボチャとズッキーニを3月に種まきするため加温にも使用しています。
サトイモ芽出し方法
適当な大きさの段ボール箱を用意して、中にマットヒーターを敷きます。
底面には熱が逃げるのを防止するために、プチプチなどを断熱材にします。

マットヒーターの上に新聞紙または肥料などの空袋を敷いて、熱がゆっくり伝わるようにします。マットヒーターの汚れ防止の効果もあります。
デジタル温度コントローラーの温度センサーは、サトイモのすぐ下に置いておくと、サトイモ自体の温度によるコントロールができます。

段ボール箱を閉じる前に、上面に新聞紙などを被せて、箱の内部の熱が逃げないにしておきます。

段ボール箱の蓋を閉じます。
テープで密閉すると、芋から出てくる水分で蒸れるので、閉じるだけで十分です。
温度コントローラ設定は、最低温度28℃、最高温度30℃にしています。

加温開始5日目には芽が出てきました
この箱に詰めて、加温開始して5日目です。

蓋を開けて、状態を確認します。

サトイモの先端付近です。先端に薄い黄色の芽が1cm位出ています。

サトイモの側面にも芽が出ています。

サトイモを横向きに箱に入れているので、斜めに芽が伸びてきました。
よって、サトイモを深めの箱に移し替えて縦向きにして、芽出しを継続します。
深めの箱を用意して、箱底面にマットヒーター・断熱材を敷きます。

サトイモの芽を上にして並べます。

この状態で箱の蓋を閉じて、加温を継続します。

加温開始12日目には芽が7cm
加温開始して12日目です。
サトイモの芽が大きく成長しています。

加温開始して12日で、芽の長さが7cm位出ています。

サトイモ先端だけでなく、周囲からも複数の芽が伸び出しました。
加温開始15日目で定植可能
加温開始して15日目です。

芽がかなり伸びました。

芽の長さは9cmを超えました。

脇芽も伸びています。

もう十分に芽出しができたので、15日目で加温を終了して、菜園に定植します。
さとっちゃん菜園にサトイモ定植
この畝に芽出したサトイモを定植します。
この畝は、幅1m・奥行き3.3mです。レンガを埋め込んで畝位置が分かるようにしています。

植付けする溝を作りました。

畔(アゼ)の位置を基準にして、イモの長さ+7cm の深さの植穴にしています。
イモを置く位置が分かるように、ロープ止め棒を55cm間隔で置いています。

15日間加温して寝出ししたサトイモです。
マットヒーターを付けたままで、さとっちゃん菜園に搬入です。

これから植穴に並べていきます。

55cm間隔でサトイモを植穴に並べます。

ロープ止め棒の位置にサトイモを置いています。
脇芽は取らずにそのままにしていますので、たくさん芽が出てくるはずです。

土を被せました。
両側に盛り上がった土は、今後の土寄せに使用します。

覆土を8cm位にしているので、芽の先端が表面に出ています。
ロープ止め棒の位置に芽の先端がくるようにしています。

今後の予定
沢山の芽がこれから出てくるので、土寄せや肥料散布していきます。
以上、『加温して芽出ししたサトイモの種芋を定植します』でした。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
























埼玉県の南西部で、ガーデニングと畑で菜園をやりながら、これらに関する記事をアップしています。作業途中でのおやつ休憩の情報もあります。