プロのサトイモ農家によるサトイモの植付から収穫まで

サトイモ農家 プロの植え付けと栽培方法

 

さとっちゃん菜園です。
10月後半から年末にかけて、サトイモの収穫時期になります。
11月半ばに、近所のサトイモ農家の畑を調査します。

広大なサトイモ畑

場所はどの辺り?

さとっちゃん菜園がある埼玉県南部の辺り(南中部・南西部)は、お茶・サツマイモ・サトイモの産地になっています。
埼玉県 地域区分

 

広いサトイモ畑

近所にサトイモ農家の畑が有るので、植え付けから収穫時期まで調査しています。
3月20日前後に種芋の植え付けが完了しています。
保温用の透明マルチが広がっています。
サトイモ農家 プロの植え付け方法

 

発芽

5月ゴールデンウイーク明けの頃の様子です。
芽が出てきています。
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土寄せ

6月後半の様子です。
畝の土を株元に土寄せして、かなり高くしています。
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夏の散水管理

真夏のピークを過ぎた9月半ばです。
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サトイモ畑を見渡してみましょう。
音を消した19秒の動画になっています。

 

サトイモが茂っています。
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2種類ある散水設備その1は、スプリンクラーです。
遠方から配管を引いています。
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スプリンクラーのヘッドは、地上から1.7m付近の高さになっています。
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散水設備その2は、散水チューブです。この巻物は端部になります。
全ての畝間にこのような散水チューブが引かれています。
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サトイモ栽培において、夏場の散水は最重要作業の一つなのが理解できます。

 

秋の収穫時期

11月に入って、サトイモ農家の畑を調査しました。
調査した時には、半分位の面積の収穫が終わっていました。
左側は収穫済み、右側はこれから収穫です。
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収穫を終えて、整地が終わっています。
イモの葉や茎・屑イモ・親イモなどの残渣は、綺麗に撤去されています。
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こちら側は、これから収穫が行われます。
この収穫が終われば、来春まで休耕です。
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以上で、この畑の今シーズン調査を終了します。
農業機械で一気に収穫している様子が見れず残念です。

 

別サイトのサトイモ畑の様子

植え付け

別のサトイモ畑も調査しています。3月下旬です。
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一斉に発芽し生育スタート

5月ゴールデンウイーク明けの頃の様子です。
背丈は20~30cm、葉っぱは3枚程度展開しています。
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土寄せ

6月後半の様子です。
畝底から土寄せ頂上までは50cmはありそうです。
株間は1mになっています。
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夏の散水管理

真夏のピークを過ぎた9月半ばです。
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丈は1.8mを超えるサトイモがあります。
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このサイトの散水設備は、散水チューブだけです。
全ての畝間に散水チューブが引かれています。
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ここでも、散水の重要性を認識しました。

 

秋の収穫時期

11月に入って、サトイモ農家の畑を調査しました。
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親イモの葉は、ほとんど枯れています。
残っている葉は、子イモが多いようです。
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右側は収穫を終えて整地まで終わっています。
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以上で、この畑の今シーズン調査を終了します。
農業機械で収穫している様子が見れず残念です。

 

さとっちゃん菜園のサトイモは?

6月後半に、1回目として30cmの高さまで土寄せしています。サトイモ のプロ農家を見習って栽培
9月半ばには、1mを超える高さまで生育しています。
しかし、プロのサトイモ農家の1.8m超えには到底及びません。
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7月下旬からは、土壌の乾燥防止のためのシートを張っています。
ポリエチレン製なので、吸水性が無く腐りません。
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さとっちゃん菜園のサトイモは11月に入って、葉がほぼ枯れました。
一番手前の一株を試し掘りします。
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土寄せと乾燥防止対策をしていたので、いい感じに育っています。
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一株で、想定以上の収穫がありました。
子イモは料理に使用します。
小粒の孫イモは電子レンジまたは茹でて『きぬかつぎ』で頂きます。
親イモは、来年の種イモに使おうかと考えています(ページ内リンク)。
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まだ堀り上げていないサトイモが6株あるので、必要な時に収穫していきます。

 

サトイモ産地にしか存在しない景色

秋冬の季節には、サトイモ産地にしかない風景があります。
なんと、サトイモの直売所です。
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サトイモ農家の庭先で販売しています。
販売所を兼ねた作業場で農家さんから直接購入できます。
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秋冬の季節には、サトイモだけでなく、サツマイモの直売所もたくさん出現します。サツマイモ産地直売 川越 いも街道

 

親イモは来年の種イモに使用

サトイモの親イモは次シーズンの種イモにしようかと考えています。
調べてみると、種イモとして使えて、収穫量も多いようです。
右側のやや大きいイモが親芋です。
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自家製の親イモとは別に、サトイモ農家から親イモを数個もらいました。
親芋は食味が劣るのに加えて、収穫後の乾燥など管理に手間がかかる事から、売り物にしないという事でした。
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プロが栽培しているので、親イモが大きいです。立派です。
20cm前後の大きさがあります。
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春の植え付けまでの保管方法を思案中です。
畑に埋めるか、室内で保管するかを後で決めます。

 

サトイモ栽培のポイント

プロのサトイモ農家を調査した結果、以下が栽培のポイントになります。

 

 

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以上、『プロのサトイモ農家によるサトイモの植付から収穫まで』でした。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。