苗ドームの中に定植したズッキーニの苗が大きくなったので、苗ドームを外して立体栽培する支柱を設置します。
もくじ
3月にズッキーニの種まきするためには?
5月下旬から収穫するためには、4月後半から下旬にズッキーニの苗を定植する必要があります。
そのためには、まだ寒い3月下旬に種まきするので、加温と保温ができる環境が必須です。
加温と保温をする資材
加温と保温には、マットヒーターとパネルヒーターでを使用します。
定植した時の様子
4月20日に、以下のズッキーニを定植しました。
ゼルダオリーブ(トキタ種苗) 2株 黄緑色の品種
イエローボート(カネコ種苗) 3株 黄色の品種
ズッキーニ苗に苗ドームを被せます。苗ドームが風で飛ばされないように、4か所を弾性ポールで固定します。
苗ドームには換気穴があるものの、地面(シルバーマルチ)にびったり密着させると、日中は内部が高温多湿となり苗がダメになります。
ここでは、5.5mmの弾性ポールに適合するオレンジ色のトンネルパッカーを使用することで、
シルバーマルチと苗ドームの間に隙間ができるので、高温多湿を回避できます。
苗ドームを設置して、定植が終わりました。
ズッキーニ苗が苗ドームの中に入り切れません
定植後14日が経過した、5月4日です。生育に合わせて、苗ドームの位置を高くしてきました。
ゼルダオリーブの1株目です。葉っぱがドームから飛び出しています。
ゼルダオリーブの2株目も葉っぱがドームからはみ出しています。
イエローボートの1株目です。葉っぱがドームからかなり飛び出しています。
イエローボートの2株目も葉っぱがドームから飛び出しています。
イエローボートの3株目も同様に、葉っぱがはみ出しています。
苗ドームを外します
ズッキーニが苗ドームに収まらなくなったので、苗ドームを撤去して立体栽培するための園芸支柱を設置できるようにします。
ゼルダオリーブの1株目です。苗ドームを外したら、幅が50cmになっています。
ゼルダオリーブの2株目です。
イエローボートの1株目です。幅が60cmになっています。
イエローボートの2株目です。葉っぱが四方に広がっています。
イエローボートの3株目です。こちらも大きく生育しています。
立体栽培の支柱を正方形に設置するテンプレート
ズッキーニ立体栽培するための園芸支柱は、太さ16mm 長さ2100mmを1株に4本使用します。
これまで栽培してきた経験から、一辺が12cmの正方形に設置すると立体栽培し易いです。
綺麗な正方形にするために、簡単なテンプレートを用意します。
中央の正方形が一辺が12cmです。
白い線の交点が中心となり、この位置にズッキーニの苗を合わせます。
一か所に切れ目があるので、ここから苗を通します。
テンプレートを使用して園芸支柱を設置します
テンプレートの切れ目からズッキーニ苗の下を通して、苗が中心に来る位置にテンプレートを置きます。
園芸支柱を対角線に2本設置します。
残り2本を設置したら、1株分の立体栽培の準備ができました。
園芸支柱を設置するときに、水準器(黄色い丸が見えます)を使用すると真っすぐに刺せます。
他のズッキーニにも立体栽培の支柱を設置します
3株の立体栽培の園芸支柱を設置完了です
残り2株も設置完了です。
計5株の設置が完了しました。
設置後は、ズッキーニ苗を取り囲むように園芸支柱が立っています。
イエローボートには雌花が見えます
既に雌花が出ています
イエローボートには、この時点でいくつかの雌花が見えています。
まだ株が小さいので、摘果するか悩むところです。しばらくこのままで様子を見ます。
摘果して株の生育を優先します
【追記しています】
上記から数日経過したところで、雌花は摘果することにしました。
この時期の雌花は奇形しているので、摘果して株の生育を優先させます。
ひとまず、3個を除去しました。今後に発生する雌花に期待します。
今後の予定
1週間遅れて定植したズッキーニは、もうしばらくしてから、苗ドームを外して園芸支柱に切り替えます。
今後は定期的に肥料散布・害虫防除・うどん粉病対策が必要になってきます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。