さとっちゃん菜園です。
立体栽培しているゼルダシリーズのズッキーニ追肥方法を説明します。
これは家庭菜園向けのやり方です。
もくじ
ズッキーニの立体栽培とは?
今シーズンの立体栽培の様子です。
4本の園芸支柱に沿って、上方向に誘引しているので、ズッキーニは地面を這っていません。
■立体栽培の方法
立体栽培するゼルダの品種
ゼルダシリーズの中から、以下の3品種を栽培します。
■ ゼルダ オリーブ
■ ゼルダ ジャッロ
■ ゼルダ パワー
メーカーは全てトキタ種苗です。
ゼルダはウイルス病に強いとの事なので、栽培がしやすくなるのは助かります。
とは言っても、アブラムシ対策はしっかり行って、ウイルス病の予防に努めましょう。
加えて、うどんこ病の対策をしっかり行う必要があります。
ゼルダ オリーブです。
ゼルダ ジャッロです。
ズッキーニゼルダ パワーです。
立体栽培の追肥方法
一般的な追肥
マルチシートを張って栽培しているズッキーニの追肥方法は一般的に以下の通りです。
1.マルチシートの端部(周囲)を剥がす
2.剥がした部分に肥料をすき込む
3.マルチシートの端部(端部)を埋め戻す
さとっちゃん菜園のズッキーニ栽培準備をしている様子です。
4月初なので周囲のクローバーは未だ茂っていませんね。
ここでは、マルチシートを剥がして追肥する一般的な方法はできません。
マルチシートを剥がせない理由は、
・害虫対策として、マルチシートの端部を深めに埋め込み
・虫たちとの共生を図るために、周囲にはクローバーを植え付け
ですから、マルチシートを剥がすのはズッキーニ栽培終了時だけなのです。
おススメの切り込み追肥
家庭菜園向けのズッキーニ切り込み追肥方法を説明します。
手間やコストを考慮すると、商業ベースの栽培にはあまり向かないと思います。
虫たちの住処である周囲のクローバーが茂っていますので、マルチシートは剥がせません。
剥がす時にズッキーニの茎に泥が付いて、軟腐病などになる可能性があります。
さとっちゃん菜園での切り込み追肥方法概略は次のようになります。
1.マルチシートは剥がさない
2.マルチシートに切り込みを入れる
3.切り込んだ箇所から肥料を投入する
4.切り込んだ箇所をテープで塞ぐ
以下で切り込み追肥方法を詳細に説明します。
切り込み追肥の方法
では、切り込み追肥の方法です。
使用しているマルチシートの色はシルバーです。
シルバーは、過度な土壌温度上昇防止・アブラムシ忌避に役立ちます。
カッターナイフで10cm切り込みを入れ、スコップ(ショベル)を差し込んで肥料を投入します。
1株あたり、4か所程度に追肥しておきます。
深めのスコップ(ショベル)を使うとやり易いです。
肥料は『6-6-6 有機化成肥料』です。
スコップ(ショベル)を前後左右に動かして、肥料を散らせます。
散らした後には、肥料を土に少しすき込む感じで、更に動かします。
追肥が終わったら、切り込みを塞ぎます。
3M(スコッチ)の透明テープで塞ぐのがおススメです。
透明テープを使用する理由は光を反射するからです。
光の反射が増すのでアブラムシ忌避対策にも寄与します。
切り込み追肥の様子
ゼルダ オリーブの追肥
第1回目の切り込み追肥して1ヶ月経過しました。
第1回目の追肥をした1か月後に、第2回目の追肥を実施します。
切り込みして塞いだ箇所が増えています。
ゼルダ ジャッロの追肥
第1回目の切り込み追肥して1ヶ月経過しました。
第1回目の追肥をした1か月後に、第2回目の追肥を実施します。
切り込みして塞いだ箇所が増えています。
ゼルダ パワーの追肥
第1回目の切り込み追肥して1ヶ月経過しました。
第1回目の追肥をした1か月後に、第2回目の追肥を実施します。
切り込みして塞いだ箇所が増えています。
切り込み追肥まとめ
家庭菜園向けの、マルチシートを剥がさずに追肥する方法まとめです。
- マルチシートは剥がさない
- マルチシートに切り込みを入れる
- 切り込んだ箇所から肥料を投入する
- 切り込んだ箇所をテープで塞ぐ
マルチシートを剥がさないので、土で汚れる事無く容易に追肥できますよ。
以上、『ズッキーニ立体栽培 ゼルダシリーズ 切り込み追肥方法』でした。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。