ミニトマトの雨よけビニール屋根を取り付けます。
ミニトマトは降雨後に割れ易いので、雨よけ屋根を設置しましょう。
材料は手持ち資材で自作(DIY)可能です。
もくじ
栽培実績から判断して、雨よけ屋根は必要
設置しましょう
雨よけの屋根の要否は諸説有あるようです。
さとっちゃん菜園での栽培経験から言うと、絶対に必要です。
熟して赤くなり、美味しく食べられそうなタイミングで降水が有ると、かなりの確率で赤い実は裂けます。
最盛期の完熟している実が多い時に、夕立などで一気に雨が降ったりすると、ほぼ全部がはじけてしまい、食べ頃の美味しいトマトは全滅します。
裂けた実は、日中の日差しと高温ですぐに腐敗が始まり、残念ながら食べられません。
具体的には、園芸支柱と透明ビニールを使用して、短時間で簡単に設置します。
なぜ割れて裂けるの?
根からの吸水増加・葉や茎からの吸水・実が濡れる事・太陽光の強さなど様々な影響と言われています。
さとっちゃん菜園で栽培しているミニトマトや中玉トマトは、降雨後には、色付いて収穫間近の実がかなりの確率で裂けます。
ですから、降雨後に、根っこからの急激な吸水が最大の要因とみています。
根っこから吸い上げる水分量を抑制すれば、割れ防止に加えて糖度UPも期待できます。
設置タイミング
実が小さくて緑色の頃は、無くてもいいです。
しかし、実が膨らんできて色付き始める頃までには設置しましょう。
時期的には、梅雨入りする直前辺りがお勧めです。
雨よけ屋根 市販品
市販品もあります
大きさにもよりますが、5千円前後の価格で市販されているので、それらを利用するのがお手軽です。
市販品なので、さすがに立派な形に仕上がっています。
見た目もいい感じです。
しかし、雨よけにそんなお金をかけるのはもったいない気がします。
DAIM第一ビニールの菜園雨よけセットです(出典元:DAIM様)。
DAIM第一ビニールの菜園雨よけセットワイドです(出典元:DAIM様)。
かなり大きなサイズになります。
自作の雨よけ屋根の柱は園芸支柱です
園芸支柱で雨よけの柱を設置しました。
この作り方は次の記事で説明しています。。
ここでは、まだ、ビニールは取り付けていません。
今回、雨よけのビニールを取付します。
雨よけのビニール取付前
雨よけのビニール屋根を設置する前の状態です。
ミニトマトは屋根付近まで生育しています。
この部分にビニールを取り付けます。
屋根の一番高い部分です。
雨よけのビニールの支えの紐
ビニールを取り付ける前に、紐を張っておきます。
紐を張る理由は、雨の重みでビニールが変形して、雨水が屋根に溜まるのを防止するためです。
屋根中央から左右に紐を渡しておきます。
雨よけのビニールを取付
紐の取付が終わったら、いよいよビニールを取り付けます。
中央から左右に垂らします。
雨よけ屋根の完成です。
紐があるので、雨の重みにも耐えます。
ピンと張っていると、雨水が屋根に溜まりにくいです。
両側面にはビニールはありません。
屋根付近はまだ空間が有るので、ミニトマトはもう少し生育できます。
今後の予定
今シーズンの雨よけの効果を確認していきます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
トマト雨よけセット H1.75m W1.3m D1.8m