菜園からモグラを追い出す風車
さとっちゃん菜園に設置する、森長ウッドの『鳥追いモグラーズII』です。
プロペラ・胴体・支柱全て木製です。
支柱は黒い熱収縮チューブで覆われています。
プロペラ直径が600mm、全長615mm、支柱1450mm 大きいサイズの部類です。
2台目として予備で保有している新品の中身一式の写真です。
この森長ウッド『鳥追いモグラーズII』 廃番になって、新たなメーカから、『バード&モール パイプ柄』として仕様変更になって発売しています。
改造箇所
全て木製なので、動きが悪くなる回転部分を改造します。改造点は2つです。
- プロペラの取り付け穴
- 胴体の回転部分
この改造によって、振動やカタカタ音が減少します。
モグラを驚かす効果は減少しますが、スムースに動くので長持ちします。
改造1詳細
用意するもの
内径5.1mm長さ10mmのスペーサ 1個
太さ5.2mm長さ120mmの木ネジ 1本
スペーサより木ネジが太いので、やすりで木ネジの山の部分を少し削ります。
1分間位削って、木ネジがスペーサの中を貫通するようになったらOKです。
次に、プロペラ穴の金属スリーブが無い部分を6mmドリルの刃で広げます。
6mmドリルの刃で広げた穴にスペーサが入るか確認します。
改造2詳細
用意するもの
内径5.1mm長さ10mmのスペーサ 2個
太さ5.2mm長さ120mmの木ネジ 1本
手順は改造1と同様です。
やすりで木ネジの山の部分を少し削り、スペーサの中を貫通すればOKです。
胴体中央の穴をドリルの刃で広げます。
直径6mmまで広げますが、5mm→5.5mm→6mmと少しずつ広げると失敗しません。
穴あけ後に、スペーサを穴の両側の両側から差し込みます。
手順1の写真を参照ください。
組み立て
製品オリジナルは100mmのクギでプロペラや胴体を固定するようになっています。
クギを打ち込むのは難しく、木材を破損する可能性があります。
ですから、木ネジを使うのです。
ワッシャは添付されていたものをそのまま使います。
写真のように部品類を取り付けして、2本の木ネジを締め上げたら完成です。
設置
支柱が木製できゃしゃなので、園芸支柱でサポートするといいです。
プロペラや胴体可動部分には、万能グリースとかCRC556などで潤滑します。
評価
プロペラ・胴体・支柱が全て木製なので、長寿命は期待しにくいです。
白い木製プロペラなので、自然の風景に溶け込みます。
設置して1カ月過ぎてくると、雨で濡れて黒いカビが生えてきます。
設置前に、透明ラッカーをスプレーしておくとよさそうです。
微風でもよく回ります。改造したので、風の方向を敏感に捉えます。
プロペラが回っている時に、回転範囲内は危ないです。当たると痛いです。
大きいサイズなので邪魔ですが、お勧めできる風車です。
本品は廃番になって、『バード&モール パイプ柄』に仕様変更になったようです。
この機種も後でトライします。
【追記:設置して60日経過】
梅雨に雨の日が多かったこともあり、下写真のように、カビで黒っぽくなっています。回る性能には問題なく元気に回っています。透明ラッカーをスプレーしていたら大丈夫だったかもしれません。
以下、情報を追記しています。
追加情報:寿命はどれ位?
プロペラが折れて寿命が尽きました。
設置して2年1か月が経過し、十分に長持ちしたといえるでしょう。
1500円前後の風車なので、満足できる結果です。
次の記事は風車3号です。
以上、『菜園のモグラ忌避風車 鳥追いモグラーズII 森長ウッド』でした。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。