飛騨美濃野菜のあじめコショウをタネから栽培

あじめコショウ栽培

聞きなれない名前ですが、コショウではなくて飛騨・美濃地方の在来種のトウガラシになります。

さとっちゃん菜園では、あじめコショウを栽培します。

あじめコショウとは?

中津川市の名産で、昔からこの地方で栽培されていた特有の在来品種の唐辛子です。
市内を流れる付知川に生息しているアジメドジョウに似ていることから「あじめコショウ」と呼ばれています。
果実は細長く、程良い辛さで風味があります。若採りすると辛味は少なく生食として利用できます。

○主な栽培地域
中津川市(旧福岡町)
○収穫時期
7月~11月

出典:
岐阜県農政部農産物流通課
岐阜の極み
飛騨・美濃伝統野菜 あじめコショウ 外部リンク

セレクトショップみたいな園芸店で、年末頃に、飛騨・美濃伝統野菜である、あじめコショウが10本位が袋詰めで販売してました。
いい味がするトウガラシですよって言ってました。

市販のトウガラシ類は乾燥などのために加熱処理してあるので、さやの中のタネは発芽は無理かなと思いつつ、ビニールポットに植えてみます。

さとっちゃんは温かい5月まで待ちきれずに、まだまだ寒い3月3日に種蒔きです。
3月に蒔けば、5月に定植・7月収穫が計画できます。

3月だとトウガラシ類の発芽には気温・土温が低すぎるので、温度を上げないと絶対に無理です。

そこで、カボチャの苗づくり(ブログ内リンク)にも使用した、手作り温室+ヒートマット+温度コントローラーで温めてあげました。
あじめコショウ

トウガラシ類は高温性野菜なので、以下の条件に温度コントローラー設定して発芽・育成を目指します。

育て方はピーマンやシシトウと同じ条件だと考えていいでしょう。具体的には、

ダメもとで種蒔きしたところ、なんと10日位で発芽して、その後も順調にビニールポットで成長しました。

種蒔きして45日経過です。 手作り温室の気温が低過ぎたり高過ぎたりで、葉先が多少傷みましたが無事に成長しています。
あじめコショウヒートマットの熱が逃げないように、白い緩衝材で隙間を埋めて保護しています。

種蒔きして69日経過して菜園に定植しました。
下の写真は種蒔きして147日経過(7月末)です。高さは70cm位です。あじめコショウ上から見ると、葉っぱばかりです。

でも、横から見ると、
あじめコショウ
ドジョウに似て、ひょろひょろした実がたくさん付いています。長いもので12cm位です。80本以上はあります。

何本かは赤くなっていますが、ほとんどはまだ青い(緑)です。

色づいてくるのが楽しみです。

 
あじめコショウ栽培

菜園とガーデニングの注目記事一覧へ

記事一覧へ

以上、『飛騨美濃野菜のあじめコショウをタネから栽培』でした。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。