連作障害防止の畝位置マーカーを設置します

畝位置マーカー用レンガ埋め込み

菜園をやるときに切っても切れないのが、連作障害です。
連作障害の対策に、頭を使うことなく簡単にできる方法の一つを紹介します。
土地の有効活用といった面では、多少無駄が発生しますが、土地にとっては優しい方法かと思います。

連作障害の対策

菜園での連作障害を防ぐ一番の方法は、毎年、同じ作物を同じ場所で栽培しない事です。
連作年限以内に、同じ科(個々の作物ではありません)の栽培をしないようすればいいのです。
やる事は簡単なのですが、作物や科によって、1年~6年と色々な年限があって、とても覚えられるものではありません。
ノート・手帳・スマホ・パソコンなどに今年の作付けを記録して、翌年の作付けを連作年限を考慮して栽培場所を考えるのは可能ですが、2年後・3年後まで考慮した場所決めは面倒です。
さとっちゃんの菜園では、連作障害で面倒な事を考えなくてもいいように畝配置しています。(ブログ内リンク) 2畝を1unitとして、6unit配置(計12畝)しています。
畝位置を1,2,3,4,5,6、作る科をA,B,C,D,E,Fとすると、
 1年目  1unit目:A 2unit目:B 3unit目:C ・略・ 6unit目:F
 2年目  1unit目:B 2unit目:C 3unit目:D ・略・ 6unit目:A
 3年目  1unit目:C 2unit目:D 3unit目:E ・略・ 6unit目:B
 ・略・
 6年目  1unit目:F 2unit目:A 3unit目:B ・略・ 6unit目:E
 7年目  1unit目:A 2unit目:B 3unit目:C ・略・ 6unit目:F
という風に毎年ローテーションすれば、考えずに連作障害が防げます。
デメリットは、効率的に作付けできない点です。連作年限が短いものはもっと頻繁に広い面積作付けできるのですが、このローテーションのせいで自由度が減ってしまいます。
作付けの制約が出ますが我慢します。とにかく収穫目指して、何でも植える事はしません。
自然を大切にして土地を使うという考え方で、長年に渡って自然と共生していきます。

畝位置マーカーの設置

畝位置マーカーとは、畝の位置を示す目印の事です。目印にはレンガを使います。
さとっちゃんの菜園では畝幅1m、畔幅0.5mに固定しています。この間隔となるように、まずは木の棒を立てます。 

畝位置マーカー

目印の場所にレンガ1個をを縦方向に埋め込みます。レンガならば、移植ゴテを使っての穴掘りと埋め戻しが容易にできます。
レンガを埋める位置に水糸を張って作業すると、仕上がりが綺麗に並びにます。
レンガは各畝の4隅(写真には左側隅は映っていません)に、頭が1cm位出る程度がいいかと思います。

畝位置マーカー

畝位置マーカーがある事で、畝の場所と畔の場所がはっきりして、耕す場所が解りやすいです。畔の部分は耕すことがないので、畝でぬかるんだりして足が取られたり履物が汚れたしません。

今回は、連作障害の対策として畝位置マーカーの紹介でした。

菜園の3D鳥瞰図

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以上、『連作障害防止の畝位置マーカーを設置します』でした。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。