設計編:更地を菜園にするマニュアル

菜園の3D鳥瞰図

こんなイメージのさとっちゃん菜園を、DIYで設計・製作します。

菜園DIYマニュアル 設計編・資材調達編・製作編の3部構成になっています。

設計編の目次です。

1.菜園コンセプト

1-1.どんな菜園にする?

菜園を始めるに際して、以下を決めました。

  1. おしゃれな雰囲気の菜園にしたい
  2. 友人が菜園を見に来たり、遊びに来てくれる雰囲気にしたい
  3. 収穫してすぐに、その場で菜園パーティやBBQができる

1は外観がさとっちゃん的には最重要事項ですから、花壇の雰囲気を出すようにします。
花壇をかたち造る要素の最大のポイントは縁取りでしょう。資材をしっかり選びたいです。

2はどうすればいいでしょう? 幸いに5m幅私道に接しているので、ふらっと見にくるかも。
しかし、菜園に入ったら靴が泥だらけなんて事になったら、友人は近づいてもらえないです。
これは、芝生を使用する事で解決したいです。

3は菜園での休憩スペースに使える場所があるだけでも嬉しいですよね。
よって、敷地の一部は菜園にせずに、フリースペースを確保する事にします。

1-2.畝配置

見かけ以上に重要な事がありました。畝をどう作るかです。
場当たり的に畝を作って作物を植える事は避けて、畝の場所は固定したいと考えています。

加えて、連作障害についても考慮が必要です。
作物の種類にもよりますが1~6年位の輪作間隔なので、6年サイクルになるように畝の配置と数を決めます。

今年はこの畝、来年は次の畝のように、順番にずらしながら作付けするので、6つのブロックの畝とします。
具体的には、1つのブロックを畝2個で構成するので、計12個の畝を準備します。

2.菜園設計

2-1.設計図

菜園設計での縁取り・芝生・フリースペースに加えて、畝配置を織り込んだ設計図です。
野菜のアイコンは仮で置いています。
設計図

2-2.設計図の説明

図の下側が道路に接した面です。左右と上側は隣接地になります。
畝配置説明の通り、輪作を考慮して畝は12個とし、3つの区画に分けて4畝ずつ配置してします。
この菜園実現の最大のポイントである3つの要素は、縁取り・芝生・フリースペースですが、以下で実現します。
1.縁取り(設計図の赤い線)
花壇らしさを出すための縁取りには、花壇ブロック■を使うことにします。コンクリートブロックとは全く違う印象になります。
しかし、花壇ブロック価格がコンクリートブロック対比で約3倍もします。
節約するために隣接地とフリースペースの縁取りはコンクリートブロックにします。
でも、ほとんどの部分は花壇ブロックなので花壇らしさは失われませんね。
2.芝生(設計図の緑の部分)
菜園に遊びに来てくれた人の靴が汚れないようにするために、区画境界に十文字の通路を設置して芝生を張ります。
これをやるだけでも、菜園の中を間近で見ることができるようになります。
防草シートや人工芝を張る方法もありますが、ガーデン風を考えると、自然や天然以外のものは容認できないです。
芝生を綺麗に維持していくためには、手入れの時間と手間がかかりますが、これは止むを得ないでしょう。
3.フリースペース(設計図の白い部分)
ここは砂利を敷いて多目的で使えるようにします。
駐車場としての広さは確保しつつ、肥料などの資材を仮置きできるようにします。
菜園作業の合間の休憩スペースにも活用できます。このスペースでは収穫後のパーティやBBQも可能です。

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以上、『設計編:更地を菜園にするマニュアル』でした。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。