ズッキーニ苗を4月20日に定植して、7月29日に収穫を終了しました。
今シーズンの収穫本数をまとめました。
もくじ
ズッキーニの種まきは早春の3月です
4月後半から下旬にズッキーニの苗を定植すれば、5月下旬から収穫可能です。
そのためには、3月下旬に種まきするので、加温と保温ができる環境が必須です。
加温と保温をするための資材
加温と保温には、マットヒーターとパネルヒーターでを使用します。
4月20日 定植します
4月20日に、以下のズッキーニを定植しました。
ゼルダオリーブ(トキタ種苗) 2株 黄緑色の品種
イエローボート(カネコ種苗) 3株 黄色の品種
ズッキーニ苗には、防寒対策・防風対策として苗ドームを被せます。
苗ドームには換気穴があるものの、地面(シルバーマルチ)にびったり密着させると、日中は内部が高温多湿となり苗がダメになります。
ここでは、5.5mmの弾性ポールに適合するオレンジ色のトンネルパッカーを使用することで、
シルバーマルチと苗ドームの間に隙間を作り、高温多湿を回避します。
苗ドームを設置して、定植が終わりました。
4月26日 追加で定植します
緑色のズッキーニ2品種を追加で定植します。
品種はブラックボー2株、ダークヤングマン2株の計4株です・
これで、緑色・黄緑色・黄色の3色が揃います。
シルバーマルチ敷いて定植したら、苗を保護するドームを被せます。
苗ドームを撤去して支柱を設置します
定植後14日が経過した、5月4日です。
苗ドームを撤去します
ズッキーニ苗が成長したので、苗ドームを外しました。
立体栽培の支柱を設置します
ズッキーニ苗に4本の園芸支柱を設置したら、1株分の立体栽培の準備完了です。
園芸支柱を設置するときに、水準器(黄色い丸が見えます)を使用すると真っすぐに刺せます。
作業途中です。
定植後28日でかなり生育しています
5月18日です。定植して28日が経過しました。
既に、直径1mの円を占有する大きさになっています。
5月21日 今シーズンの収穫開始
定植して31日が経過した5月21日です。
緑色の品種であるブラックボーが実を付けています。
黄緑色のゼルダオリーブの実も生育しています。
今シーズン最初の収穫です。これから約2か月間収穫ができます。
左側から、2本がブラックボー、つぼみが付いている2本がダークヤングマン、黄緑色がゼルダオリーブです。
初期なので、サイズが不揃いですが、しばらくしたら形は安定してくれるでしょう。
6月6日の様子
定植して47日が経過した6月6日です。品種は黄色い実が付くイエローボートです。
支柱に沿って、上方向に紐で誘引しています。
1本 枯れました
6月23日です。イエローボートが1本枯れました。残り8本は健在です。
前日までは元気な株でしたが突然です。
原因は後で説明します。
撤去しました。マルチの穴には虫が入り込まないようにレンガを置きました。
また1本 枯れました
6月28日です。突然ブラックボーが1本枯れました。残り7本は健在です。
撤去しました。
更に1本枯れました
7月6日です。イエローボートが1本枯れました。残り6本は健在です。
枯れたズッキーニは撤去しました。
7月29日 収穫終了します
7月末頃から、ズッキーニ6株は、いずれも実が付かなくなってきたので、今シーズンのズッキーニ栽培を終了します。
撤去直前のブラックボーです。
ズッキーニの背丈は、1.5mにまで生育しました。
撤去直前のダークヤングマンです。
ズッキーニの背丈は1.4mです。
今シーズンの収穫本数
今シーズンは9株を栽培しており、それぞれの収穫本数をまとめます。
1株目:濃緑色 ブラックボー 31本(途中で枯れた)
2株目:濃緑色 ダークヤングマン 42本
3株目:濃緑色 ダークヤングマン 56本
4株目:濃緑色 ブラックボー 56本
5株目:黄色 イエローボート 23本(途中で枯れた)
6株目:黄緑色 ゼルダオリーブ 26本
7株目:黄色 イエローボート 31本(途中で枯れた)
8株目:黄色 イエローボート 29本
9株目:黄緑色 ゼルダオリーブ 26本
56本収穫できたブラックボーの株です。
背丈は1.5mを超えています。中央から下は茎を残して葉っぱのみ切り落としています。
葉っぱの茎の付け根に実が成るので、茎の数だけ実が収穫できるという事になります。
立体栽培すれば、一株で30本前後は収穫できます。
うまく生育させれば、ブラックボーやダークヤングマンのように、56本も収穫できます。
これらの結果は栽培品種選定の参考になりそうです。
途中で枯れた原因
枯れた状況
今シーズンは3株が枯れてしまいました。
原因は、株自身の重さに耐えきれずに、主軸が潰れた事でした。
主軸が潰れる事で水の吸い上げができなくなり、一晩で枯れます(葉っぱがしなしなになる)。
枯れた原因
誘引していた紐がゆるくて、支柱側に株の重さを分散できていませんでした。
次シーズンに向けた対策
誘引の紐を支柱にしっかり巻き付けて置くことで、株の重さを支柱側に分散させるようにします。
まとめ
今シーズンは、1株で最大56本収穫できて、自身の最高記録を更新しました。
品種選び・栽培方法によっては、大量の収穫が見込めます。
次シーズンの栽培に大いに参考になります。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。