加温と保温しながら、カボチャの種まきして発芽させます

カボチャの種まきをまだ寒い３月に行うので、加温と保温ができる温室を使用します。

３月にカボチャの種まきするためには?

ゴールデンウイーク前には、カボチャの苗を定植する予定です。
そのためには、定植１か月前の３月下旬に種まきする必要があります。
さとっちゃん菜園は東京都に隣接する辺りの埼玉県南部(南中部)に位置しており、３月では発芽に必要な最低土壌温度(28℃前後)に届きません。
よって、３月にカボチャを発芽させるには、加温と保温ができる環境が必須です。

加温と保温ができる温室が必要です

3月半ばに加温・保温を開始すると、約30日後の4月半ばに植え付け、7月中旬には収穫が可能です。
加温と保温には、マットヒーターとパネルヒーターでを使用します。
具体的には、こちらの記事になります。

関連記事３月にカボチャの種まきするには、加温と保温が必須です

カボチャの種まきします

今シーズンは2つの品種を種まきします。
サカタのタネの「ブラックのジョー」を4鉢、タキイ種苗の「グラッセ」を2鉢の計6鉢です。

種まき用の土を使用して種まきしました。左側2列がカボチャです。
一つの鉢に3粒をまいています。
右側2列は同時期に種まきしたズッキーニです。

種まきを終えて、加温と保温ができる温室に置きます。
右後方にはパネルヒーター、底面にはマットヒーターを置きます。

マットヒーターが少し大きいので、曲げで保温効果を高めておきます。

種まきしていないビニールポットを1つ用意して、温度センサーを刺しておきます。
黒いケーブルのセンサーはマットヒーターの温度コントローラ用です。
白いケーブルのセンサーはデジタル温度計です。。

日中は日差しが強くて、土壌表面が40℃を超えそうだったので対策します。

日差しを少し遮るために、手持ちの資材を被せます。
今回は、ポリエチレンでできたシルバーの「藁の代わりシート」を被せました。
程よい強さの光が入って最適です。

カボチャの芽が出ています

3月22日に種まきして、5日目(種まきした日を1日目とします)の3月26日には、ここまで芽が伸びています。この時点で、パネルヒーターとマットヒーターの電源は切っています。

発芽タイミングには多少のばらつきはありますが問題ないです。

真上から見ると、双葉(子葉)が展開しています。

同時期に種蒔きしたズッキーニも芽が出ています。

シルバーの「藁の代わりシート」を被せて、日光は取り込みつつ、温室内の温度が上がり過ぎないようにしています。

種まきして7日目

種まきして7日目の3月28日です。

サカタのタネの「ブラックのジョー」を4鉢、タキイ種苗の「グラッセ」を2鉢の計6株すべてが生育しています。

パネルヒーターとマットヒーターを撤去

パネルヒーターとマットヒーターは既に役割を終えているので撤去します。

パネルヒーターとマットヒーターを取り外しました。
これらの資材は綺麗に清掃して次シーズンに使用します。

Amazonで探す
昭和精機工業 ﾊﾟﾈﾙﾋｰﾀｰ 200W(Eｻｰﾓ付) SPE-200

まとめ

1鉢から複数の芽が出ているので、生育に合わせて、3本→2本→1本へと間引きしていきます。
4月下旬には定植を予定しています。
植え付け予定する場所です。空中栽培の棚は設置済です。

カボチャ空中栽培の棚

関連記事カボチャ空中栽培・立体栽培 2025年版 棚は園芸支柱で自作できます