さとっちゃん菜園です。
空中栽培しているカボチャは8月上旬で収穫を終えて、シーズン終了です。
もくじ
カボチャの空中栽培(立体栽培)とは?
今シーズンの様子です。
空中栽培は、ツルを地面に這わせるのではなく、棚の上にツルを伸ばします。
棚の両側がツルが伸びて、側面や上面で枝葉を増やします。

カボチャの実は、棚の上に伸びたツルからぶら下がっています。
空中栽培すると、風通しが良いので、害虫や病気影響を低減することができます。
収穫したら栽培を終了するので、葉っぱをほとんど切り落としています。

カボチャ空中栽培の植付
4月13日、カボチャ苗を左右に2株、計4株を定植しています。
3mの畝に2株なので、株間はゆったりです。
左手前は『栗えびす』、左奥は『イーティ』です。
右手前は『ほっこり133』、右奥は『夢味(ゆめみ)』です。

6月3日の様子です。
棚の左右からツルを誘引してネットを張った棚を登らせます。
親ツルは既に棚の上面を覆い始めています。
今シーズンは、放任栽培です。すなわち、親ツルを摘芯して、子ツルの2本仕立てとか3本仕立てにはしていません。
先に今シーズの結論を書きますが、放任栽培では収穫個数がやや少なめなので、子ツルの2~3本仕立ての方が良いようです。

左手前は『栗えびす』、左奥は『イーティ』です。
親ツルは上面まで伸びています、子ツルは側面を登っています。

右手前は『ほっこり133』、右奥は『夢味(ゆめみ)』です。
親ツルは上面まで伸びています、子ツルは側面を登っています。

左は『ほっこり133』、右は『夢味(ゆめみ)』です。
側面は子ツルが覆い始めています。

上面の中央付近には、まだツルがありません。

これくらいになると、雌花が付き始めます。
葉っぱの枚数が10枚の頃から雌花が出てきますが、15節(葉っぱの枚数が15枚)までの雌花は摘果(切り落とし)します。美味しく充実した実を得るためには、それ以降の雌花に着果させます。
同様に子ツルにも葉っぱが数枚の時期から雌花が付きますが、最初の2個程度は摘果して、その後の雌花に着果したほうがよいようです。
8月上旬にカボチャを収穫
授粉して4日後の様子
5月29日に開花・人工授粉した『イーティー』です。

収穫日の様子
8月4日です。全部収穫して今シーズンの栽培を終了します。

果実が見易くするために、葉っぱをほとんど切り落としています。

栗えびす収穫
栗えびすを収穫します。
縦縞が綺麗です。直径16cm位です。3個の収穫です。

イーティ収穫
イーティを収穫します。直径20cm位です。3個の収穫です。
お尻部分が少しとんがっいるので、半分に切ると、断面がハート形になります。

ほっこり133収穫
ほっこり133を収穫します。直径16cm位です。3個の収穫です。
綺麗な縦縞があります。見た目は、前述した栗えびすと同じようです。

夢味(ゆめみ)収穫
夢味(ゆめみ)を収穫します。直径17cm位です。3個の収穫です。
表面が白いのが特徴です。
食したら、皮は固めで口当たりが悪いです。実の部分は煮崩れしにくい硬さです。
ですから、皮を除去して煮物にすると、煮崩れせずに美味しく食べる事が出ます。

収穫個数の考察
今シーズンの栗えびす・イーティ・ほっこり133・夢味(ゆめみ)は、いずれも3個の収穫になりました。栽培は親ツルを切らない放任栽培にしました。
前シーズンは、親ツルを摘芯して子ツルの3本仕立てとし、4~5個収穫できました。
栽培品種の違いはあるとしても、、
放任栽培よりも子ツルの3本仕立てのほうが収量が多い
という結果になっています。
まとめ
3/15に加温温室に種まき、4/13に定植、8/4に収穫して、今シーズンのカボチャ空中栽培を終了しました。
放任栽培よりも子ツルの3本仕立てをお勧めします。
では、次のシーズンに向けて、どんな品種を栽培するか考えます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。





















埼玉県の南西部で、ガーデニングと畑で菜園をやりながら、これらに関する記事をアップしています。作業途中でのおやつ休憩の情報もあります。