さとっちゃん菜園です。
ミニカボチャやカボチャの空中栽培をするための棚作りを行います。
菜園をやっているなら、手持ちの園芸支柱とクロスバンドで作ることができます。
もくじ
空中栽培とは?
前シーズンの様子です。
空中栽培は、ツルを地面に這わせるのではなく、棚やネットを使用してツルを伸ばします。
ですから、ツルは地面ではなく頭の上に茂ります。
カボチャ・ミニカボチャは、棚のツルからぶら下がっています。
この様子を見ると、棚製作の手間は掛かるものの、何だか楽しい気分になります。
空中栽培すると、風通しが良いので、害虫や病気影響を低減することができます。
空中栽培の棚設計開始です
棚の大きさを決めます
製作する棚の大きさを決めます。
今回は、高さ1.7m、幅(間口)2m、奥行3.1m とします。
棚の資材を準備します
棚を作るためだけのために資材を準備するのはもったいないですからね。
棚に使用する資材は、菜園などで使用している手持ちのもので大丈夫です。
具体的には、園芸支柱・クロスバンド・ツルものネット になります。
園芸支柱は直径16mm、長さは2100mm・1800mm・1500mmを組み合わせます。
空中栽培の棚設置
高さ方向の園芸支柱
園芸支柱を地面に刺していきます。刺す深さは約0.4mです。2100mm園芸支柱を使うと高さが1.7mになります。
奥行き方向は、約1m間隔で刺していきます。
幅(間口)方向は、0.7m・0.6m・0.7mの間隔にしています。
柵の建設予定です。
ロープ杭と水糸で目印を付けます。
四隅を決めます。
2辺の支柱を刺します。
縦横が一直線に並ぶように、支柱を置いて添わせるといいでしょう。
2100mm園芸支柱16本の支柱を刺し終えました。
園芸支柱を真っすぐに地面に刺す必殺技
園芸支柱を地面に真っすぐ(鉛直に)刺すのに、目測ではかなり困難です。
更に、土壌が固い場所で突き刺し用の工具を使用しても、園芸支柱が潰れたり折れ曲がったりします。
綺麗な柵を作るためのポイントは、園芸支柱を真っすぐに刺す事です。
そのためには、『園芸支柱の穴掘り器』と『キューブ型の水準器』を用意しましょう。
穴掘り器の軸に水準器を取り付けして、真っすぐ(鉛直)の園芸支柱の穴をあけます。
水準器を見ながら刺していきます。
水準器中心の赤い印の中に、気泡が有るので真っすぐに刺さっています。
園芸支柱の穴掘り器の軸にピンクの目印があり、差し込み深さが確認できます。
ここでは、40cmの深さの穴にしています。
園芸支柱の穴掘り器を抜いて、直径16mmの園芸支柱を差し込むと、真っすぐに(鉛直に)なります。
穴が開いているので、わずかな力で刺す事が出来て、園芸支柱を破損させる事はありません。
奥行き方向の園芸支柱
奥行き方向には、1800mmと1500mmの園芸支柱を使用します。
積水樹脂(株)の『継ぎっこ』で連結すると3300mmの綺麗な1本モノになりますよ。
幅(間口)方向の園芸支柱
幅(間口)方向は、2100mmの園芸支柱をそのまま水平方向に使用します。
空中栽培の棚完成
幅方向に2本の補強を入れて完成です。
間口方向から見た状態です。
間口と幅方向のコーナーから見た状態です。
上面から見た状態です。
以上で、空飛ぶミニカボチャの空中栽培用の棚が完成です。。
ツルものネット張り
ツルを這わせるためのネットは、後日設置します。
以上、『空飛ぶミニカボチャ空中栽培 2022年バージョン棚製作』でした。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。