花と果実を楽しむストロベリーツリー・イチゴノキは庭木に最適

ストロベリーツリー イチゴノキ

 

さとっちゃん菜園です。
秋から初冬にかけて、ストロベリーツリーが超綺麗になります。

ストロベリーツリー・イチゴノキとは?

イチゴのような果実が付いて、初冬に真っ赤な果実になるツツジ科の低木です。
緑色・白色・黄色・赤色が同時に楽しめるのが大きな特徴の一つです。
花は11月~12月にかけて開花します。
果実は1年をかけて成長し、真っ赤に色付くのは、1年後の11月~12月です。
ですから、今の時点で赤や黄色の果実は去年の咲いた花になります。
ストロベリーツリー イチゴノキ

ストロベリーツリー・イチゴノキは、今年の開花と去年の果実が同時に楽しめます。
果実は、緑色→黄緑色→黄色→赤色と変化していきます。
果実の直径は、1cm~2cmの大きさです。
果実は完熟すると赤みが増してきて、自然落下します。
ストロベリーツリー イチゴノキ

花は壺の形をしていて、ブルーベリーによく似ています。
下から見ると、雄しべと雌しべが見えます。
ストロベリーツリー イチゴノキ

花は50~80個の塊で咲きますが、果実まで生育するのは、その1/10程度です。
ストロベリーツリー イチゴノキ

花の塊が何個も見えます。
このストロベリーツリーは白花ですが、ピンクの花が咲く品種もあります。
ストロベリーツリー イチゴノキ

これから咲き始める蕾も綺麗です。
ストロベリーツリー イチゴノキ

 

 

 

植え付け・栽培の方法

ストロベリーツリー・イチゴノキは低木ですが、露地植えをすると、5mを超える大きさまで成長します。
ですから、鉢植えにしてコンパクトに栽培するのがいいでしょう。
ストロベリーツリー イチゴノキ

さとっちゃん菜園では、直径40cmのスリット鉢に植え付けています。
土壌の乾燥防止として、バークチップでマルチングしています。
鬼くるみ殻もマルチングに混ぜ込みました。
用土は、酸性のブルーベリー用土または通常の培養土のいずれでも良いという事なので、ブルーベリー用土と通常の培養土を半々に混ぜて使用しています。
ストロベリーツリー イチゴノキ

鉢植えして10年経過していますが、樹高は1m、幅は0.8m程度に留まっています。
スリット鉢だと根詰まりしにくいので、2~3年に一度の植え替えで済みます。
植え替え時は、根鉢を削って一回り小さくして、同じスリット鉢に植え付けています。

ストロベリーツリー イチゴノキ

ストロベリーツリー・イチゴノキの植え付けポイントです。

 

 

ストロベリーツリー・イチゴノキの果実

11月~12月になると、ストロベリーツリー・イチゴノキの果実が真っ赤に熟します。
これから熟する果実は黄色です。
ストロベリーツリー イチゴノキ

果実をよく見てみましょう。

左端から順番に、未熟→完熟 で並べています。
粒の大きさは1cm~2cmの様々なサイズが収穫できます。
ストロベリーツリー イチゴノキ

熟している果実を半分にカットしてみましょう。
果実が熟してくると、固さがカチカチから柔らかい状態に変化します。
ストロベリーツリー イチゴノキ

果実を更によく見てみましょう。
内部の透明な部分は、かなりジューシーでゼリーのような食感です。
透明な部分は、わずかな甘みを感じます。
周辺の半透明な部分は、白ゴマの形をしたタネが大量に入っています。
このタネは固いので、食感が悪いです。
ストロベリーツリー イチゴノキ

ネットではジャム作りの記事が出ていますが、私的にはジャムに向かないと感じます。
果実の水分を飛ばすと白ゴマの形をしたタネばかりになってしまいます。
タネの粒が大きくて固いです。砂糖で甘くしたタネを食べる感じになります。
イチゴ・キイチゴ・ラズベリーのジャムのような食感にはなりません。

 

 

まとめ

ストロベリーツリーの特徴・栽培方法・果実について記載しました。

カラフルな色が楽しめて、庭木によさそうです。
露地植えすると、大きくなり過ぎるのでスリット鉢植えがおすすめです。
果実は食用には不向きですが、野鳥のごはんには良いようで、様々な野鳥が庭に集まります。

 

 

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以上、『花と果実を楽しむストロベリーツリー・イチゴノキは庭木に最適』でした。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。